こんばんは。キタダハルキです。
今回がブログリニューアルして第一回なんですが…
テーマは「そういえば、ロックってなんだ?」。
これを考えるきっかけになったのは、うちの奥さんはじめとしてよく言われる「オルタナ」ってなんのこっちゃ、って疑問から。(一応、オルタナに関してはある程度の像ができつつあるので、それはまた別の機会に話します。)
で、そのオルタナってなんだって考えに結論を出そうと思ったら、その後ろにくっついている「ロック」自体をどこにポジションをおくのかってことで大いに変わってくるわけですよね。
今回は、自分自身の変遷から、いろいろと考えてみようと思います。
■はじめて、ロックってなんだ?と考えてみたときのこと。
私自身が「ロック」をはじめて定義したポイントっていうのは、iTunesを導入したとき。やっぱり、ジャンルがきちんと分かれていて、整理されている方がなんとなくカッコいいと思ったのがきっかけ。
で、まず、ここでポイントになったのが…当時の私(約13年前)は、「洋楽そんなに知らない、邦楽ロック勢」という趣向だったということ。つまるところ、ロックがどの辺から来ているかとか、そういうのを全然意識していなかったんですよ。
その結果として、一番最初に「ロックの真ん中」として定義したのが…
THEE MICHELLE GUN ELEPHANTと…
BLANKEY JET CITY、だったわけです。
なんとなく、ロックの本流っぽい、というふわっとした理由で、ここに基準をひとまず置いたんですよね。実際問題、手ごたえとしてこの2組を「ロック」として定義したら、整理に困ることは減ったと思います。
■ビートルズとミッシェルって、同じロックなのか?
ですが、ここで私に「洋楽の目覚め」のようなものが訪れます。
iPodの爆発的な容量のおかげで、音楽を選り好みする必要がなくなったから。それこそ、名前だけ知ってる・しっかり聴いたことない音楽を、邦楽・洋楽問わずにどんどん聞きまくったんですよね。
そこで気づいたんですよ。「あれ?ビートルズもロックだけど、ミッシェルやブランキーと【同じ】ロックなのか?」っていうことに。もちろんストーンズも以下同文的な感じ。
で、ビートルズに関しては、ご存じの通り「ほぼ原初」のロックバンドなわけですよね。となると、ロックってのはこっちが根源的なもんなんじゃないか、と思ったわけです。
すると、これよりもザリザリした音使いだったらガレージ、とか、なんとなくのフィーリングで分類が以前よりさらにラクになった(=方向性としては自分に合っている)んですよね。
※ちなみに、先述のミッシェルは結局「ガレージロック」で落ち着いた感じ。そのジャンルのアーティストと並べたときの方が、ビートルズやらと並んでいるときより違和感が個人的には少なかった。一方、ブランキーに関してはミッシェルよりも「様々なロックのテイスト」が複合的で、どっかにはくくり切れず結局ロックの中に…。
■結局、迷いなくロックだと現時点で思うアーティストは…
その後、いわゆる「英国4大ロックバンド」*1を基準にして、ロックを分けるようになっていった結果…基本的に「自分の中ではこうだろう」とある程度の確信をもって「ロック」に入れているのが以下のアーティスト群です。
<日本>
・LOVE PSYCHEDELICO
・TRICERATOPS
・UNICORN(奥田民生ソロも含む)
・エレファントカシマシ
・斉藤和義
・真心ブラザーズ
・吉井和哉(ソロ)
etc...
<洋楽>
・先述の英国4大ロックバンド
・The Eagles
・Elvis Costello(ジャズっぽくなる前)
・Oasis
・U2
etc...
一応、迷いなく入れたのはこの辺りの方々ですかね…。なんせ、ロック自体が「結構、いろいろと混ざりつつ転がってきた」みたいな面も多々あると思うんで、懐が深いと思います。
ロックって、ほんと人それぞれだと思いますね。皆さんはロックっていうと、どなたを思い浮かべますか?
*1: The Beatles、The Rolling Stones、The Who、The Kinksのこと。