こんばんは。キタダハルキです。
今日は寒すぎ・風強すぎで家にこもる一日になったんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
本日はTSUTAYA店舗レンタル日記。やりたいと思います。
今日のキーワードは…【楽しかったから、また聴こうというシンプルな動機】。
それでは、レビューしていきたいと思います。
■ウワサの真相/RHYMESTER(2001)
キング・オブ・ステージの異名を持つヒップホップグループ、RHYMESTERの4thアルバム、かつメジャーデビュー作品です。
たしか、私のヒップホップアルバムデビューはこれでした。リアルタイムで聴きました。そのデビューのきっかけを作ったのが上記『ウワサの真相 featuring F.O.H(M-3)』だったんですよ。
F.O.H.のR&Bコーラスワークとラップの組み合わせ…というおしゃれさに「なんか違うぞ…?」という惹かれ方をしたわけですが、いまさっき調べてかのクリームの超有名曲『Sunshine of Your Love』のサンプリングをしていると知って…うわ…ほんまや…って思ってました。ちょっと音の種類が変わるだけで知識がないと気づかないもんやなと…。
しっかし、このアルバムはヒップホップアルバムとしてもミクスチャーが為されていて本当に聴きやすいんですよね。
それこそ上述した『ウワサの真相』は歌モノR&Bとのミックスだし、DJのJINの野性的なラップパート『Walk On-Hey, DJ JIN Pt.2-(M-5)』で空気を変化させたり、ロックヒップホップ的な『This Y'all, That Y'all(M-6)』、レゲエシンガー・PUSHIMとのコラボ『The Blackbelt(M-7)』『The Showstopper(M-14)』でムードを作れていたり…出だしのころのKICK THE CAN CREWとのコラボ『10 Balls+2(M-13)』だったり…
ミクスチャーの話を中心にしましたけど、もちろん単独曲も素晴らしく、キレキレなだけでなくてどこか情けなくて笑えるんですよ。リリック内容も野心を持ちつつ失敗しちゃうとか、社会問題を軽妙な語り口で…っていう、誰もが少しは共感できるエピソードだと思うんです。だから親しみも湧くし、15曲64分と結構長いアルバムではあるけど楽しかったって感想になって、また聴こうって思えたんですよね。
ライムスターはそれこそ、ポップすぎるとかでもないですしヒップホップの門をくぐるうえでもお薦めしやすい一枚だと思います。というか、実際に私はこの一枚で門をくぐれましたしね。
■終わりに:聴いてて楽しい、ってのが推しポイント。
レビューは以上になりますが…
改めて、ヒップホップへの解像度が上がってから聴くとトラック自体はシンプルながら、味付けが毎度違うから単調にならずに、でもお腹いっぱいすぎるともならず…というバランスを実現してくれていたんだなぁと。
なんせ、聴いてて楽しい、ってのが推しポイントです。
ラップの言葉の発語としてのキレも非常に良く、それこそ歌詞カード見なくても聞き取れるところも非常に多く、クスリと笑いながら聴いてもらえれば…と思いますね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★関連(個人的お勧め含む)作品・記事
↓先述した『ウワサの真相(M-3)』のオマージュ元、クリームの『Sunshine of Your Love』収録作です。激渋、敷居は高いですが流しててサマになる空気の構築力はさすがのひと言。
↓『This Y'all, That Y'all(M-6)』に特に顕著ですが、ランDMCの『Papa Crazy(下記、M-6)』の影響を感じますね。特に宇多丸のラップのアクセント部分に感じます(音源の下に文章が続きます…)。
↓収録作『Tougher Than Leather』もこれまたミクスチャー的で聴きやすい作品なのでぜひ。レビューはこちらです。
※前回の当カテゴリの記事はこちら。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの2ndアルバムは実験性が加速。聴きやすいとは到底言えないけれど、なんかおもしろい気がするぞ…?と思えたら占めたもの。そういうアルバムです。

