こんばんは。キタダハルキです。
今日はギリ炎天下ではないぐらいの中を、業スーの荷物を背負って帰ってきたんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
本日はTSUTAYA店舗レンタル日記。やりたいと思います。
今日のキーワードは…【「なんじゃこりゃ」のベクトルが変わった】。
それでは、レビューしていきたいと思います。
■TEAM ROCK/くるり(2001)
ロックバンド・くるりの3rdアルバムです。
今作はリアルタイムで聴いてたんで…もう四半世紀前ですか…いや怖いわ…
ぶっちゃけると、当時は不安が結構あったのを思い出しますね。上記先行シングル『ワンダーフォーゲル(M-2)』で結構ピコピコ言い出したところに実はちょっと戸惑いもありまして…。メロディが良くて今では大好きな曲ですが、違和感はあったんですよね。
そんな不安をよそに、当時はオリコンを立ち読みする習慣があって、なんとオリコン8位。小学生から応援してきた身、これは聴かなければ…!と思い立ってレンタル。そして流れてきたのが『TEAM ROCK(M-1)』。
なんじゃこりゃ、でしたね…まさかのラップ、そしていまだにパッと耳コピできる気がしない切り貼りされたようなトラック…まぁったくこの展開は予想していなかったんでおったまげると同時に、当時は理解しきれず…結果的にうっすら再生するのに敷居が高い作品になってしまい、半封印になってしまいましたとさ…
と、それで終わるわけがありませんでしたね。
大学に入り軽音をやるにつれてクラブミュージックに耳が慣れてきた状態で聴くと…前段で言うなんじゃこりゃ、とはまったく違うベクトルになりましたね。ロックとクラブミュージックがドッキングし、聞き飽きしない作品だと気づくようになりました。
正直、聴いてほしい曲を挙げるとキリがないクラスなんですよ。
歌詞はドラクエモチーフ、曲はマイブラのリフをオマージュした『LV30(M-3)』、ど真ん中ロックンロール『愛なき世界(M-4)』…
クラブミュージックと鍵盤ゾーンの『C'mon C'mon(M-5)』~『永遠(M-7)』でうまく休み、暴走するロックンロール『トレイン・ロック・フェスティバル(M-8)』を叩きつけて…
↓曲紹介の幅を考え『C'mon C'mon』にしました…
そしてもう、大大大大名曲、くるりを代表する曲と言っても過言ではない『ばらの花(M-9)』に到達するんですよ。あっという間です。ここに加えてシングルカットされた親しみやすいメロディのカントリー曲『リバー(M-11)』もありますからね。
さて、ここで今作に馴染み切れなかったころの自分の視点に戻すと…結局中盤のクラブミュージックゾーンで躓いていたんですよね。今でこそ中盤の気持ちいいブレイクゾーンとして聴けていますけど、当時はアルバムの真ん中で自分が理解をしていない音楽が来て耳が止まってしまう…となっていたんです。こればっかりはもう、慣れも必要で致し方なかったかなと思います。
ただ、おそらくはこういうリスナーもいるであろうことを想定したうえで、新しい方向へと思いっきり舵を切った記念碑的作品で、今作がなければ間違いなく今日のくるりもないと言い切れそうなほどには幅を広げた重要作品だと思いますね。
■終わりに:オーソドックスなロックバンドだったくるりが…
レビューは以上になりますが…
改めて、すごいチャレンジをしたのだと思います。多少のひねくれ要素があったとはいえ、土台はオーソドックスなロックバンドだったくるりが、ここまで変わるとは…
ただ、この変わる勇気があったからこその今、だと思うと…同じことだけやるんじゃなくて、という姿勢はきわめて重要なんやなぁ…と思わされますね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★くるり・アルバム時系列レビュー
↓次作(4th)のレビューはこちら。エレクトロニカ方向性をさらに推し進め、ロックバンドとしての枠を完全に打ち破った作品です。
↓前回の当カテゴリの記事はこちら。レッチリの代表作のひとつで、日本でも相当に売れた作品。その秘訣はやはりポップさにありました…

