こんばんは。キタダハルキです。
今日は親の機種変に付き合う…という、見るからに大変そうな一日なんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【勘繰りたくなってくるぐらいに、ずっと不穏】。
それではレビューしていきたいと思います。
■Nights Out/Metronomy(2008)
イギリスのエレクトロニカ/ニューウェーブバンド・メトロノミーの2ndかつ、出世作です。
私が彼らを最初に見かけたのが上記『A Thing for Me(M-9)』。おそらく代表曲。スペシャの洋楽部門のレコメンドだったかな、確か…。もうね、なんか奇妙な音楽だけど…耳残りがすさまじくてですね…。でも、なんかうっすらバンド名は忘れてしまって調べることができず、10年以上の月日が流れてから音源をやっと入手。
で、全体を聴いてみて…こりゃまたすごいな…とにかく曲のどこかは常に不協和、聴いててずっと不安、安心させない、って自分でメモしちゃうぐらい、安心する瞬間がない。なんなら、『A Thing for Me』までずっと不穏。例を挙げればシンセなのに音が不安定に聞こえる『Holiday(M-8)』、琴・三線みたいな音がする『Back on the Motorway(M-10)』も不気味なサウンドです。
でもなまじリズムが非常に気持ちよくて乗りやすいから、なんか気持ち悪い曲を聴いてるのに踊ってしまっているような、術中にはめられてる感がすごいんですよね。それこそ、リズムさえよければ(奇怪すぎなければ)音楽は気持ちよく聴けるのか?という実験をされているかのようなサウンドです。
しかしまぁ、その実験的なサウンドの中に聞こえるボーカルのポストパンクっぽい文脈や、どこか漂うクラフトワークのようなインテリジェンスも感じられるというか…そんな解釈というか、勘繰りたくなってしまうぐらいに突き動かしてくるものがある作品です。
正直一般受けはしない。それはそうだけど、中毒性は群を抜いていると思いますね。
■終わりに:そういえば、このジャケも奇怪…
レビューは以上になりますが…
そういえば、このジャケも奇怪ですよね。どういう状況?右端に二人の人影が写ってますが、まさかその後ろにつけてドヤ!みたいな話…?笑。
というようなことを、いちいち、考えさせる…。改めて、一般受けはしないけれど試しに、怖いもの見たさでもいいからチャレンジしてみてほしい一枚です。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★関連(個人的お勧め含む)作品・記事
↓今回レビューした『Nights Out』の日本盤にはフレンチハウスDJ、ブレイクボットが手掛けた『A Thing for Me』のリミックスが収録されています*1。あの奇怪な曲が、こんなにファンキーで甘くオシャレになるの…?と驚かされたのをきっかけに、ブレイクボット本人の作品も聴いてみよう!と思って聴いた一枚です(そのリミックスの紹介も下記記事でしています)。
※前回の当カテゴリの記事はこちら。こちらも奇天烈さがありつつも、楽曲がガチオブガチ。メタルバンド筋肉少女帯の代表作のひとつです。
*1:ブレイクボットが頭角を現したのがこのリミックスだそうで…

