こんばんは。キタダハルキです。
今日は台風一過、スッと起きることができて気持ちのいい朝を迎えられたんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のDMM月額レンタル日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【いかに冒頭で坂を転がる勢いをつけることが重要かを教えてくれる作品】。
それではレビューしていきたいと思います。
■Critical Thinking/Manic Street Preachers(2025)
ウェールズを代表するロックバンド、マニック・ストリート・プリーチャーズ(以下、マニックス)の15thアルバムです。
まず、1曲目ですよね。『Critical Thinking(M-1)』でホッとしました。どういうことかというと、変化があったからです。
率直に言えば、前作もレビューしましたが正直言ってさすがに歌メロ偏重過ぎでは?*1と思う部分が多かったので、今作も実はすぐには手を伸ばさず寝かせてました。ですがこのM-1は静かに、デジタルに、確実にアジっていく…ここまでの波の少ないメロディ*2で口ずさめるほどの曲を頭に持ってきたのは素晴らしかったと思っています。
そしてきわめて評価の高かったメロディアスな『Decline & Fall(M-2)』でしっかりアルバムに勢いつきますよね。なんも考えなくても、おっ、聴きやすい!わかりやすい!ってなると思うんですよこの曲は。
ぶっちゃけると、今作は派手な革新があったとかそういうわけではないです。熱狂する感じとはちょっと違うというか*3。近年のメロディアスな聴きやすい路線の延長上に、冒頭のような刺す一曲*4という構成という印象でね。『Brushstrokes of Reunion(M-3)』では『Your Love Alone Is Not Enough』*5を彷彿とさせたり、全体としても従来から聴いてきた流れと繋がる内容ではありますしね。
ただ、それだけに冒頭の1~2曲の効きは相当に大きかったと思います。いかに冒頭で坂を転がる勢いをつけることが重要かを教えてくれる作品です。アルバム全体としても曲自体の美しさが高まっていて*6少なくとも聴きにくさは感じないのでは?と思っています。
■終わりに:1stから15thまで全枚聴いてる…
レビューは以上になりますが…
マニックスも、今作で最新に完全に追いつくことになりました。1stから15thまで全枚聴いてる…これはだいぶ貴重ですよね。コピバンを頼まれたのが聴くきっかけでしたが、ここまでくるとは…
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★Manic Street Preachers・アルバム時系列レビュー
↓前作(14th)のレビューはこちら。先述した通り、きわめて歌メロディが中心の内容。確かにきれいなんだけど後半で個人的には飽きが来て失速する印象の否めなかった作品に…
★関連(個人的お勧め含む)作品・記事
↓今作はR.E.M.の代表作である下記アルバムに影響を受けたと公言されています。振り返ると、彼らに聴きやすさも宿り始めたのはこのあたりだったなぁと思います。
↓前回の当カテゴリの記事はこちら。奥田民生の3rdはミニアルバムながら、過不足なく満足感がある思いのほか薦めやすい作品です。

