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Planet Shining/m-flo(2000)今日のDMM月額レンタル日記。#258

こんばんは。キタダハルキです。

今日はそれなりの距離を歩き、コメダへグラクロを食べに行ったんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、それでは今日のDMM月額レンタル日記、やっていきたいと思います。

今日のキーワードは…【ボリューム感を、スムーズに聴かせる巧みな構成】

それではレビューしていきたいと思います。

■Planet Shining/m-flo(2000)

Planet Shining


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Ten Below Blazing

Ten Below Blazing

  • m-flo
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

現在もシーンに大きな影響力を持つ、主にヒップホップグループとしての認知が高い*1…と思われる音楽グループ、m-floの1stアルバムです。

実は私、今回が初めてのm-floスタジオ盤トライです。それまでベスト盤しか持っておらず、今作をレンタルしたのもここ最近の話。

というのも、例によってというのもアレですがファーストコンタクトで苦手だったのもありまして…ちなみにそのファーストコンタクトが初期代表曲でもある『been so long(M-16)』。当時はスカしてるとか思ってしまって*2、敬遠対象になってしまってましたね…。いま改めて聴いてみたらクールでかっこいいんですけども…


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been so long

been so long

  • m-flo
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

さて、このアルバム…というか、m-flo自体のコンセプトが近未来的なサウンドを掲げているということもあり、宇宙船でサントラを聴いてるような感覚があります。インタールードが館内放送的なノリになっていて雰囲気づくりが巧いですよね。曲数もシングル既発曲も多め(6曲)なこともあり、耳慣れした曲特有のダラっとした聴き心地にならない工夫が為されているのが効果的だと思います。

その効果がまず現れるのが初期の代表的メロディアスでポップなR&Bバラード『Come Back To Me(M-5、ここに来るまでにインタールード2曲)』だと思っています。ベタベタな曲目構成じゃないからこそ、キタ!ってなるんだと思うんですよ。


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Come Back To Me

Come Back To Me

  • m-flo
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

インタールード構成は最後まで効き続けて、それこそR&Bとヒップホップ中心に脚注1で挙げたような要素がたくさん詰まっているのに散らかり感はなく、もちろん単調さもなく、流れるように聴いていけるのはこのアルバムのはっきりした美点。インタールードのサンドイッチ間隔が一番長いのが最終盤ですが、4曲のうち3曲はシングル。十分に背負える構成になってます。

あぁ、もう『L.O.T. (Love Or Truth)(M-14)』かぁ…ってなりますもんね。


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L.O.T. (Love Or Truth)

L.O.T. (Love Or Truth)

  • m-flo
  • J-Pop
  • ¥255
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ただし、ラジオ番組って体を取ったインタールードで名指しアリの”金持ちヘイト”みたいなものが直接的に出たのだけはちょっと残念だったかなーとは思いました。なまじラッパーで滑舌いい分入ってきちゃうのもあって…*3

まぁ、そこの雑味を加味しても味として成立してる*4と思いますし、聴き味の多彩さは出色なので、いま聴いても古びない、現在に至るまでシーンに影響を与え続けられているのではないか?と思える作品ですね。

■終わりに:ボリューム感のある内容をスムーズに聴かせる構成…

レビューは以上になりますが…

ボリューム感のある内容をスムーズに聴かせる構成がとにかく光っていましたね。

多彩さが散らかりに繋がらずに、バラエティを通して一枚絵として聴きたいと思える作品なので、今からでも手に取ってみてほしい作品です。トラックの洗練度も高く、懐かしさ、みたいなものもそう感じずに聴けるんじゃないですかね?

商品名
Planet Shining/m-flo(2000)

それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。

★関連(個人的お勧め含む)作品・記事

当作品のジャケを見た時にもしかしてTLCの下記作品のオマージュか?と思いました。たしかに、特にLISAを中心に考えると『Crazysexycool』というフィーリングはうなづけますよね。歴史的名盤なのでぜひ押さえておきたい作品です。

musictherapy.hateblo.jp

 

※前回の当カテゴリの記事はこちら。サイケデリックに匂う、和の心薫るメロディ。Tempalayの1stアルバムは存在感抜群の一枚。

musictherapy.hateblo.jp

 

*1:ヒップホップ、ソウル、R&B、ジャズ、レゲエ、ボサノヴァ、ハウス、2ステップ、ドラムンベース(『Ten Below Blazing(M-2、上記)』がまさにそう)などの様々なジャンルの音楽を取り入れ、多彩な音楽性を持つ、とwikiに書いてある通り、実際本当に多彩で、特にヒップホップ・R&B要素は強いのでこういうフワッとした書き方をしています。

*2:ちなみに、この曲が差別とかをテーマにして書かれた曲だったということを知ったのもレビューをするつもりで調べ始めてからのこと。

*3:しかも、そういう類のヘイトっぽいものを出すにはメンバーみんなお育ち良い、特にVERBAL…と思うんで余計に…

*4:なんなら、曲としても一番ハードコアなゾーンの『saywhatchugatta(M-10)』に繋がっているので流れは問題なし。