こんばんは。キタダハルキです。
今日は自分が進めている仕事のチャレンジが形になる一歩手前まで来たことが嬉しい…という一日になっているんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のDMM月額レンタル日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【今まで聴いてきたジャスティスや!という感覚】。
それではレビューしていきたいと思います。
■Hyperdrama/Justice(2024)
フランスのハウスデュオ、ジャスティスの約7年ぶりの4thアルバムです。
上記の通り、ネオサイケデリアの雄であるテーム・インパラとのコラボレーションで、ハウスとサイケの邂逅にわくわく…というスタートではありましたけど、アルバム全体で言えば、よく言えば違和感なく、意地悪な言い方をすると革新なし…というのも否めなかったのはありました。いつもの厚みのあるシンセからのディスコ・ハウス的作風に無難に落ち着いた、という感じ。他にもミゲルやサンダーキャットとのコラボもありましたけど…そこまで新しい!という感覚はなく*1…。
ただし、ここで踏まえないといけないと思うのはやはり7年ぶりのアルバムってこと。
それを考えると安心感のある「今まで聴いてきたジャスティスや!」という感覚は必要だったと思うし、ロングスパンで耳が離れていたうえで「え…?誰ですか…?」みたいな作品だったらさすがにそれこそソーロング状態になってしまうと思うんで…。
総合すると、今まで彼らの作品に触れてきた方なら安心して聴けるし、名前は知ってるけど今まで聴いたことない!って方がここから入っていっても問題はない作品だと思います。今までのコレクションの中に並んでも、そのままひとつの画として見れるような内容だと思いますね。
(追記)そういえば、うちの奥さんがつい先日『Explorer(M-9)』を聴いて「なんか聴いたことある…」って話をしてたんでなんだろう?と思っていたんですが…
これ、なんと『ゼルダの伝説(FC、'86)』のダンジョンのテーマ『Labyrinth』がモチーフになっているのでは?と…
↓これの3曲目(04:11~)です。しかし名曲ぞろいやな…
Explorerについて、迷宮を探検する人と捉えれば、レイヤーがひとつ加わった名オマージュだと思いますね。こう見ると、ゲーム音楽って電子音楽に強い影響を与えているんやなぁ…と感心しましたね…。
■終わりに:長く空いたら、求めたいのはやはり安心。
レビューは以上になりますが…
安心感と革新…って話をしましたが…やっぱり、長く空いたりした方には安心を求めたいのが本音ですね。それが証拠に、私のiTunesでの再生成績は良好*2です。
この辺りのバランスは難しいでしょうけど、聴き続けられるかどうかのコア部分のひとつなんで、なんとかクリアしてくれると嬉しいなぁ…というのは思うところですね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
※当カテゴリ、前回の記事はこちら。ベテランながら革新をし続けるロックバンドの最新作。物議を醸すトーキングブルーススタイルをどう捉えるか…

