こんばんは。キタダハルキです。
今日は大寒付近でありながら、またポカポカした陽気で気持ちが前向きになっているんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【わかりやすいからみんな聴いてくれ!】。
それではレビューしていきたいと思います。
■SOUND MUSEUM/TOWA TEI(1997)
日本のハウス/クラブシーンのもはや重鎮?と言っていいんですかね?テイ・トウワの2ndアルバムです。いやぁ…やっと聴けました…。これ、結構売れたアルバムなのになぜかレンタルでずっと在庫がなくて…。
それはさておき、私の中ではテイトウワに関して「実家」という感覚で聴いてますね。
振り返ってみて、クラブミュージックを聴き始めた原点がおそらく彼なんですよ。彼を初めて聴いた(おそらく)小学生当時はパッと関わり合いになったわけじゃないけれど、大学時代にクラブミュージックも聴いてみようと思ったときに手に取ったのは彼の作品でした。おしゃれでキャッチー、そして忘れられない視覚的アイコン性…安心して選べる感覚はずっとありますね。
当アルバムの美点…というか全体の特徴としては、他のアルバムよりも聴き味はインストっぽい気がします。ハウスというよりもテクノチックなフィーリングというか。
ただ、その流れでとっつきにくくなるわけじゃなく、カイリーミノーグ・細野晴臣との上記楽曲や、ホール&オーツ『プライベートアイズ』のボサ調カバー(M-9)だったり、わかりやすくする工夫も為されてますよね。
つまるところ、わかりやすいからみんな聴いてくれ!という感じです。いま聴いても十分に気持ちいい作品だと思いますね。
■終わりに:クラブミュージックの間口を大きく広げた功績。
レビューは以上になりますが…
キャッチーの大切さを感じますね。やっぱり、そういうのがないと「畑の外」からは入っていけないんですよね。
そういう意味でも、クラブミュージックの間口を大きく広げた彼の功績は改めて大きい。それこそ「博物館」レベルだと個人的には思っています。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
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