こんばんは。キタダハルキです。
昨日はカラオケ2時間コースだったんですが…だんだん体力戻ってきたかな?という感じになってきました。そんな感じなんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【タイトル通りに、今作はロックへ】。
それではレビューしていきたいと思います。
■ROCK ALBUM/iLL(2008)
ロックバンド・スーパーカーの元ヴォーカル/ギター、ナカコーこと中村弘二のソロプロジェクトiLL…その3rdアルバムです。
それまでの2作のアンビエンシーなノリから一転、アルバムタイトル通り「ロック」しています。'00年代初頭のニューウェーブ(The Musicなど)のようなグルーブを彷彿とさせますね。打ち込みというよりも、バンドサウンドで空間を鳴らせていて、非常にスペーシーでサイケデリックなサウンドが展開されています。
ちなみに歌詞についての批判(ものたりないって意味合い)も目にしましたが…個人的には曲の抽象度で勝負するタイプだと感じているので、そこは気にならなかったです。逆に、これでやたらと言葉が入ってきてもイヤかなぁ…とも。
それはさておき、スーパーカーを聴いていて、インスト系になってナカコーサウンドに一回ついていけなくなった方でも十分楽しめる作品だと思います。安心して聴けるのはこれかなと。
■終わりに:異様なハイペースリリースに。もしや、せっつかれた…?
レビューは以上になりますが…
前作・前前作とセールスとしては苦戦、この3rdアルバムは2ndからわずか5か月でのリリースになりました。メジャーレーベルゆえ、セールス的にせっつかれたりした?とも邪推してしまったり。
ただ、仮にそうだったとしても完成度高く*1、短期間で3枚のリリースにこぎつけるところはやはりプロだと思いましたね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
※前回の記事はこちら。
*1:1stはチラ聞きぐらいしか出来ていませんが、少なくとも2ndは非常に高い完成度でした。