いちいち、音楽を考える。

音楽はフィーリングも大事だけど、いちいち考えてみたくなるんです。

Danzig II: Lucifuge/Danzig(1990)今日のTSUTAYA DISCAS日記。#301

こんばんは。キタダハルキです。

昨日、長年の懸念事項だった案件をクリアして…ようやくホッとしている中なんですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。

今日のキーワードは…【味は濃くないけど、ちゃんと旨い】

それではレビューしていきたいと思います。

■Danzig II: Lucifuge/Danzig(1990)

ダンジグ2~ルシフュージ


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先日も取り上げたダンジグの2ndアルバムです。

※前作のレビューはこちら。

musictherapy.hateblo.jp

前作がオルタナ感が匂う中、今度はブルージーな香りがしましたね。仰々しくはなく、物憂げ、といった趣です。

ただ、その昇華度合いが見事なのか…ブルージーだけど、ブラックサバスからの流れを汲む王道的メタルのフィーリングは失われていないんですよね。特に『Pain in the World(M-11)』に感じますよね。要は、ブルースをやったらブルースバンドになっちゃった、みたいなことにならずに、バンドとしての幹がしっかりしている印象。


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Pain In the World

Pain In the World

  • Danzig
  • ハードロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

音使いは本当にシンプルだと思うんですが…しっかり空間を聴ける感覚もあって…スキがありそうで、ないというか…。メロディも勢い頼みではなく、明快。

いやはや、本当に見事な作品だと思いますね。

■終わりに:味は濃くないけど、ちゃんと旨い。

レビューは以上になりますが…

ダンジグ、はまりましたね…。味は濃くないけど、ちゃんと旨いんですよね…。

ミスフィッツのイメージもあるからかキワモノ的に見る方もいるかもしれませんが、本格も本格だと思いますし、聴かず嫌いせずに聴いてみてほしいアーティストだと思いますね。

商品名
Danzig II: Lucifuge/Danzig(1990)

それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。

★Danzig・アルバム時系列レビュー

前作(1st)のレビューはこちら。オルタナのようなダウナーさをメタルで感じさせる「ありそうでなかった」サウンドが光るクセになる一枚です。

musictherapy.hateblo.jp

★関連(個人的お勧め含む)作品 

おそらくは影響の土台にあると思われる、ブラックサバスの1stアルバムです。メタルとは?という基礎を通るうえで外せない一枚です。

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※前回の当カテゴリの記事はこちら。まさに、スラッシュメタルの王道。スラッシュメタルってどんな音楽?と訊かれたら「これ!」って言っておけばいいぐらいの作品です。

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