こんばんは。キタダハルキです。
昨日、長年の懸念事項だった案件をクリアして…ようやくホッとしている中なんですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【味は濃くないけど、ちゃんと旨い】。
それではレビューしていきたいと思います。
■Danzig II: Lucifuge/Danzig(1990)
先日も取り上げたダンジグの2ndアルバムです。
※前作のレビューはこちら。
前作がオルタナ感が匂う中、今度はブルージーな香りがしましたね。仰々しくはなく、物憂げ、といった趣です。
ただ、その昇華度合いが見事なのか…ブルージーだけど、ブラックサバスからの流れを汲む王道的メタルのフィーリングは失われていないんですよね。特に『Pain in the World(M-11)』に感じますよね。要は、ブルースをやったらブルースバンドになっちゃった、みたいなことにならずに、バンドとしての幹がしっかりしている印象。
音使いは本当にシンプルだと思うんですが…しっかり空間を聴ける感覚もあって…スキがありそうで、ないというか…。メロディも勢い頼みではなく、明快。
いやはや、本当に見事な作品だと思いますね。
■終わりに:味は濃くないけど、ちゃんと旨い。
レビューは以上になりますが…
ダンジグ、はまりましたね…。味は濃くないけど、ちゃんと旨いんですよね…。
ミスフィッツのイメージもあるからかキワモノ的に見る方もいるかもしれませんが、本格も本格だと思いますし、聴かず嫌いせずに聴いてみてほしいアーティストだと思いますね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★Danzig・アルバム時系列レビュー
↓前作(1st)のレビューはこちら。オルタナのようなダウナーさをメタルで感じさせる「ありそうでなかった」サウンドが光るクセになる一枚です。
★関連(個人的お勧め含む)作品
↓おそらくは影響の土台にあると思われる、ブラックサバスの1stアルバムです。メタルとは?という基礎を通るうえで外せない一枚です。
※前回の当カテゴリの記事はこちら。まさに、スラッシュメタルの王道。スラッシュメタルってどんな音楽?と訊かれたら「これ!」って言っておけばいいぐらいの作品です。

