こんばんは。キタダハルキです。
今日は結構強くストレスがかかる出来事があったのを…コメダが洗い流してくれた、という感じなんですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【勢い頼み感から脱却、成熟してきた】。
それではレビューしていきたいと思います。
■All Mod Cons/The Jam(1978)
現在も一線で活躍しているポール・ウェラーがキャリアをスタートさせたバンド、ザ・ジャムの3rdアルバムです。
私は1st、2ndと聴いてきたんですが…3rdが最も、成熟した内容だと思います。
良くも悪くも勢いの作品だった1st*1、息切れ感があり評価も芳しくなかった2nd…ときて、もっとも丁寧な音になったのがこの3rd、という印象です。
成熟感を感じる要因として…全体として、バンドの音をゆっくり聴ける感覚があるというのが一番大きいと思いますね。聴いてて疲れない音楽になったというか。
↓この曲が顕著かな?
このあたりが、現在のポール・ウェラーの「落ち着き」のルーツなのかなぁとも思ったり。一方で、勢いドカドカを求める人には不向きな作品でもあるので、そこは好みで…。
■終わりに:ポール・ウェラーはそろそろ活動半世紀…
レビューは以上になりますが…
ポール・ウェラーもいろいろありながらも活動半世紀が見えてきたんやなぁ…と思うと、すごいなぁと思います。そのひとつの転換点になったこの作品は記念碑的なところもあると思いますし、ぜひ一度聴いてみてほしいですね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★The Jam・アルバム時系列レビュー
※前作(2nd)のレビューはこちら。同年に作らされた側面もあり黒歴史化。しかし、今作・その先の大成へ繋がる芽生えもある作品。
※次作(4th)の記事はこちら。初期のパンクマインドからニューウェーブの風も吹く、集大成的アルバムです。
※前回の当カテゴリの記事はこちら。歴史的名盤ながら日本でのセールスがいまいちなことでも一部で有名な作品。ですが、サウンドプロダクトの精度はすさまじく、ロックンロールミュージカルを聴かせてくれる名盤です。
*1:それでも1stは愛聴。20回を超えて聴いている大好きな作品です。

