こんばんは。キタダハルキです。
今日は久しぶりにすこしゆっくりできる…と思ってこの記事を書いているんですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【クセ「が」ある、と感じるところからクセ「に」なるまでが勝負】。
それではレビューしていきたいと思います。
■P-MODEL/P-MODEL(1992)
※画面としては眩しいので、閲覧の際はご注意ください。
いまや一般的なセールスも高くなったテクノ御三家の一角、平沢進率いるP-MODELの'92年作品。
私は今まで’84年の『ANOTHER GAME』、'86年の『ONE PATTERN』を聴いてきたんですが…どうやら今作品でかなりアクが抜けて、わかりやすくなった感じ*1。今までは必ずと言っていいほどギョッとする瞬間があって、持ち味でもある一方「勧めにくい…」とも思うところではあったんで、進化と捉えられるポイントだと思います。
上記脚注にも書きましたが、この作品もクセ自体はあります。これでも聴きにくいという方も全然いると思います。ただ、口ずさめるポイントはクセ「に」なります。クセ「が」ある、と感じるところからクセ「に」なるまでが勝負かなと思いますね。
■終わりに:やっと、彼の音楽を受け入れられる土壌が整った…
レビューは以上になりますが…
当時としては、新しすぎる音楽だったかもしれないですね。いまは完全に重鎮に近い地位におられますが…ある意味、リスナーの成熟によって評価の高まっていったアーティストだとも思います。やっと彼の音楽をスッと受け入れられる土壌が整ってきた、という感じ。
まぁなんせ、他では聴けない音楽だと思います。この圧倒的なオリジナリティに向き合ってみるのはいい機会になるんじゃないかと思います。
※iTunesなかったですね…。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
※前回の記事はこちら。
*1:それでもクセはあるけど、これぐらいは残っていないと筆者としては特徴が消えてしまう気がする。