こんばんは。キタダハルキです。
今日はかなりダラダラしていたんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のDMM月額レンタル日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【混迷期すらも、一体化…】。
それではレビューしていきたいと思います。
■The Ballad of Darren/Blur(2023)
ロンドンを代表するロックバンド、ブラーの9thアルバムです。彼らは8thで再活動になりましたが、そこからまた8年近く空いてのリリースに。
ひとまず、滑り出しからちゃんとブラーの作品を聴いてるなぁ…って感覚はしっかりありました。
文字通りのバラードナンバー『The Ballad(M-1)』で幕開けて、ひねくれけだるい代名詞的な『St. Charles Square(M-2、上記)』へと流れていくんで、これだよこれ、って感じになると思います。ちょっと下世話な言い方にはなりますけど、ファンサがきちんとできている、といった趣き*1…で伝わりますかね?全員がきちんと一堂に会する形で集まって作ったのは『13('99)』以来とのことで…おお…
あと、その脚注で話したギスッとした感じといえば想起されるのがアルバム『Think Tank('03)』ですけども…
このときにやってたミニマルな感じのアプローチもきちんと昇華して繋がって、歴史を一体化できた感じもありましたね。それこそ、リードシングルになった『The Narcissist(M-6)』にその成長を感じます。こんな大ベテラン・大物に成長って言ってもいいものか、とも思いますが、わかりやすく”ソロじゃなく、バンドの曲”って思えるアプローチになっているのが嬉しいですね。
少なくとも、このアルバムにいるのは間違いなくブラー、って形では伝わると思いますし、しかもバンドの混迷期を黒歴史として置き去りにせずに踏襲しつつ一体化させることにも成功している快作だと思います。
少なくとも、ブラーをある程度好んで聴いていたなら必聴と言ってもいいんじゃないかと思いますね。
■終わりに:戻して、進めてを両立…
レビューは以上になりますが…
ブラーはほんと、よくここまで音楽性を戻して、進めてを両立させたなぁと思います。
復活したバンドってこういう傷の部分に触るのを嫌がってアンサンブルごとズッコケてしまうガッカリ感とかを出しがちな中で、前作もそうでしたが今作も十二分に納得の出来。
もっとも、デーモン(Vo.)にはゴリラズもあるんで…兼ね合いからすると次はまたゆっくりでしょうけど、また色々あったとしてもそれすら吸収するぐらいの形で活動してもらえたらなぁ…と思います。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★Blur・アルバム時系列レビュー
↓前作(8th)のレビューはこちら。決定的不仲から10年以上の歳月を経て、十分に”らしさ”を感じさせるサウンドで復活してくれたアルバムです。
★関連(個人的お勧め含む)作品 ・記事
↓先述した、歴史の中に置き去りになっていた7thアルバムのレビューはこちら。革新的内容で評価は高かったものの、音楽的衝突で決定的亀裂。いわくつきにもなってしまった作品です。今作でよくぞこのときのフィーリングを回収できたな…
↓今作の歌唱スタイルはアークティック・モンキーズのアレックス・ターナーの影響を受けたとデーモンが語っています。今作『Russian Strings(M-4)』のバロック的ムーディーさに特にその匂いを感じますね。そのフィーリングを持ったアルバムが下記作品です。
※当カテゴリ、前回の記事はこちら。日本を代表するヒップホップグループ、リップスライムの代表作。ポップに依り過ぎずに100万枚を達成する大快挙を達成しました。
*1:要は、ギスっとした感じじゃなくて、全盛期っぽい作風をきちんと作れているという感覚。

