こんばんは。キタダハルキです。
今日はもう、表題通りです。
そういえば、オルタナ(ロックの)ってなんだ?
これを答えるのって、大変難しい…ってのは、自分のiTunesを見返したら感じざるを得ず。オルタナティブロックに組み込まれているのは100アーティスト。ただ、傾向としてはまぁまぁ、バラッとしているのも事実。この100アーティストが完全に一本線でつながるわけじゃないので、おそらくはもっと分けないといけないんやろうなと思います。
そこで今回は、自分のiTunesに入っているっていうのを条件にして、どういう系統立てて分けられるのか、ってのを考えてみたいと思います。
■オルタナって、どういう意味?
そもそもオルタナってのは、ロックに限らず「その本流とされているものとは違うもの、別の選択肢」っていう意味。つまるところ、ロックの場合で考えるといわゆる源流のロックにルーツを置いていないと思われるものはすべてある意味で「オルタナティブロック」ってこと、になります。
で、その中でまたいろいろと枝分かれしていくんですが…今回はその中で「オルタナティブロック」の中にとどめたものをもとに、系統立ててみました。
■オルタナの源流系
(うちのiTunesでの例。アルファベット順。以下の段落も同じ。)
The Jesus And Mary Chain
NUMBER GIRL
the pillows
PIXIES
R.E.M
この辺りのバンドは、以下で紹介するカテゴリよりも「前」にオルタナってのが生まれたあたりの草創期系のグループです*1。
↓上記楽曲の入ったアルバムのレビューはこちらです。熱病と冷徹の入り混じった混沌とした狂気はまさにオルタナ。日本のオルタナを語るうえでは必聴の一枚だと思います。
一方、The Jesus And Mary Chainのように強めノイズでシューゲイザーなどの別ジャンルを興すような形を作ったバンドも源流としてカウントしています。
しっかし、改めて上記の名前を見返すとさすが大元よりなので、影響力が大きなバンドばかりですね…。
■グランジ系
ART-SCHOOL
THE BACK HORN(初期)
Cocco(初期)
the fantastic designs
hole
MILK CROWN
MO'SOME TONEBENDER(初期)
THE NOVEMBERS
PEALOUT
ほっとんど日本のバンドが並びましたね。
グランジの祖といってもいいNIRVANAの影響が大きい日本*2。
↓その『Smells~』が収録されているニルヴァーナのアルバムはこちら。グランジはオルタナの派生ジャンルですが、オルタナを理解するためには必聴盤。
強くひずんだ、グシャっとしたギター(と、叫ぶようなボーカル。こっちは例外もあり)…という、言葉にするとちょっと陳腐さが出る感じですが、一例を動画で載せておきます…。
■パンク(ガレージ含む)系
blood red shoes
The Breeders
Courtney Barnett
detoroit7
Liz Phair
MASS OF THE FERMENTING DREGS
toddle
tricot
羊文学
こちらはギターの音がパンクらしいパキーンとした形(高音域寄りの歪み)のバンドが並んでいます。また、曲の構造が比較的シンプルなバンドが多いのも特徴。
もっとも、上記のグランジ系とつながるポイントを音の接点として持っているバンドも多く、これでも明快か…?と言われると…。それぐらいあいまいな定義、ではありますね。
■ポップ系
ASH
finlands
goo goo dolls
hump back
jeepta
LUNKHEAD
My Hair is Bad
root13.
Saucy Dog
tacica
Third Eye Blind
yonige
アルカラ
チャットモンチー
ここのゾーンのオルタナが、もっとも「聴きやすい」と思います。場合によってはポップロックに入るケースもあるのがここのバンド群。
とにかく源流系の中に入れたピロウズ*3の影響が大きいためか、日本のバンドはポップなオルタナが現在でも強めですね。
一方で、洋楽勢はここに入るバンドは少な目。
ただ、アジカン主催のフェスに呼ばれたりしたAsh、Third Eye Blindなど、日本になじみのあるバンドもいますね。
■ブリットポップ系
blur
pre-school
Radiohead(初期)
Starsailor
Super Furry Animals
Supergrass
Travis
便宜上、今回はこういうカテゴライズをしていますが…
ブリットポップのように、地域の限定された呼び名が私、あんま好きじゃなくてですね。なんというか、英国で生まれないとそうじゃないの?みたいなね(プリスクールは日本のバンドです)。また、ひとつのこだわり、ではないですけど明らかに曲調の違うオアシスとブラーを一緒くたにするのもちょっと違うような、と思いまして(オアシスはオルタナではない)。
で、ブリットポップは結局なんなんや?と調べてみたらオルタナの一種、とのことでここのカテゴリに落ち着いた、という感じです。ポップといっても真っすぐではなく、一回ひねった感じが特徴。その「ひねり」がオルタナ的ともいえるのかと。
■エモ・ハードコア系
lostage
CIVILIAN
Biffy Clyro
このゾーンに属するタイプのバンドをあまり聴いてこなかったことに、今回カテゴリを考えている中で気が付いた感じです。音の特徴としては上記カテゴリ群と違い「とにかく太い」ということ。
こういうタイプの、他におススメがあったら教えてほしいです…。
■ポストパンク系
CHAI
The Stone Roses
ポストパンクっぽさはいわゆる「ひんやりした、クールな」音使いにあると個人的には考えています。で、なおかつブリットポップのような「ポップ」さが少ないグループをここに入れた感じですね。もっとも、ストーンローゼスとCHAIのポストパンクは違うルートのもの、だとは思います。
しかしCHAIは、やはり異彩を放っていたと思いますね…。ある意味、多様性のムーブメントを超えることができなかった残念さも感じます…
■独自・いろんなところに入る系
BECK
DOPING PANDA
the HIATUS
KASABIAN
Primal Scream
ストレイテナー
この6組は共通項、正直ないです笑。
音楽性がいろいろと変わり、あまりにいろんなカテゴリに入る、もしくはその本人のみに近い形で独自ポジションを築いたアーティストです。
共通項ないんで、ここは全員1曲ずつ貼っておきます…。
特に、プライマルスクリームやテナーは本当に音楽性がっつり変わっていくタイプのアーティストですよね…。
共通項ない、とは言うたんですが、エレクトロニカ(電子音楽)に接近したアプローチを採り入れているのが特徴と言えるかも?そう思うと、エレクトロニカはやはり「色」が付きやすい…と思いますね。
■まとめ:オルタナ自体、定義はあいまい。
とまぁ、こんな感じでやってみたんですが…難しい!
オルタナ自体が改めて「あいまい」な定義なんやなぁと痛感した形になりましたね。
なんせ、まだまだ私自身、オルタナを知らんなとも思いました。これからもまた、いろいろと聴きこみながら、この記事もまたアプデされる感じになると思います。
また、おすすめなどありましたらコメントやらで教えてくださるとうれしいです!
■前回の『○○ってなんだ?』シリーズの記事はこちら。
ジャンル分けに困ったときにどうやって分けたらいいんだ?という疑問に、こうしてみたらいいんじゃないか?という提案をしてみた記事です。
★関連(個人的お勧め含む)作品・記事
↓グランジ系、のところでお話ししましたが…ニルヴァーナの影響はもう、オルタナを語るうえでは外せません。下記は世界的レベルのセールスもあり、必聴作品です。
