こんばんは。キタダハルキです。
今日からもう6月ですか…いやはや、早い…と思っているんですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日はピックアップ作品レビュー、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【聴く者の”冒険心”は裏切らない作品】。
それではレビューしていきたいと思います。
■URUSA IN JAPAN/あふりらんぽ(2005)
※当記事のiTunesリンクはすべて同曲の他バージョンから引用。本アルバムはiTunesでは配信されていません。
「野蛮娘2人によるすっぽんぽんロック」と本人らが称するロックバンド、あふりらんぽの2nd(メジャーデビュー盤)アルバムです。
もう出だしからすぐわかるレベルですが、『ドドドド(M-1、上記)』からノイズと咆哮で迫りくるように追い立てられるんですよ。たぶんパッと聴いた瞬間にもう難しいって方もいると思われます。が、ギターとドラムで、原始的に本能に訴えかけられて、忘れることはできないというか…曲後半の大暴走でさらに持っていかれる感じ。もしやこれはプログレなのか?
かと思えば、『あかんこのまま帰さない(M-2)』ではブルースロックのようなリフに拡声器のような猛烈なノイズの組み合わせで…明らかに”デキる”人の所業というのが伝わってくるんですよ。
それだけにとどまらず、アルバム全体を聴いているとサイケデリック(M-4)でもあるし、ガレージでもハードコア(M-6)でもあるし…どこかの民族音楽を聴いている*1ような感覚もあるし…ノイズまみれの向かい風の中を一生懸命かき分けてこの音の奥にはどういうフィーリングが潜んでいるんや?とアマゾンの奥地に向かって探検していくような…
とてつもなく人を選ぶ作品なのは間違いないですが、末尾ではわかりやすいメロディの自己紹介ソング?のような『あふりらんぽ(M-13)』で締められるので、そこにたどり着くまでに引き返さず進める方は進んでみてほしいです。
■終わりに:聴く者の冒険心は裏切らない作品。
レビューは以上になりますが…
とにかく人は選びます。ノイズミュージック耐性は必須。
ただ、聴く者の冒険心は裏切らず、その分のリターンはもたらしてくれる作品だと思いますし、既存の音楽に飽き飽きとしているような実験的で攻撃的な音が好きな人であればぜひ。
↓おそらくサブスク未配信作品です。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★関連(個人的お勧め含む)作品・記事
↓ハードコアパンクバンド・おとばけビ~バ~の下記作品を聴いたときに真っ先に思い出したのがあふりらんぽでした。その破天荒さに共通項あり。あふりらんぽ再結成後、対バンもしている模様。
↓当カテゴリ、前回の記事はこちら。ホワイトストライプスの代表作は、聴きやすさはもちろんのことギターリフをみんなで歌わせることができてるところがすごいよなぁ…と思っています。
*1:『生意気うさぎ(M-7)』は日本的、『In the Space Night(M-9)』はアフリカンっぽい。なんなら『CAVA(M-11)』は民謡チックでアルバムのヤマのひとつでもある。

