こんばんは。キタダハルキです。
今日はギターの掃除をしたらロゴが吹っ飛ぶという事故があったんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【ませてるとか、そういう話だけではない】。
それではレビューしていきたいと思います。
■First Love/宇多田ヒカル(1999)
ご存じ、宇多田ヒカルの1stアルバムです。800万枚という訳の分からないセールスを挙げ、オリコン歴代売上ランキング1位作品です。これはもう、時代的にもアンタッチャブルレコード化しそうな気がしますね。
これはねぇ…なんだこれは?ってなりましたよね。
R&Bがどうとか以前に、そもそもこの大人なのか子供なのかわからない女子は誰なんだ?*1ってところからのスタートでしたもんね。
ちなみに、私が本格的に彼女の音楽を聴き始めたのは3rd『DEEP RIVER(’02)』からだったので、すぐ本格的には受け入れきれなかった面もあったのは事実でした。そんな経緯もあり実はこのアルバムをしっかり聴いたのはなんと'18年になってから。遅すぎやで、オレ…。
それにしてもまぁ…改めて振り返ってみて、なんという成熟度でしょうか。歌・歌詞の表現力がちょっと…ねぇ…。
なんかね、ませてるとかそういう話だけではないんですよ。あくまで感じている内容は歌詞を読み返すと年相応のような感覚もあるんです。
君とParadiseにいるみたい
ってのは、改めて読むと可愛い、って思うじゃないですか?だけど、その感じていることに対する言葉の解像度が恐ろしくて「ほほー…」って黙ってしまうような感覚なんですよね。
唇から自然と
こぼれ落ちるメロディー
でも言葉を失った瞬間が
一番幸せ
これ、エグすぎませんか…?どうなってんねん…
もう『Automatic(M-1)』だけで話が進み過ぎていますが、当然ながら同じくメガヒットしたアグレッシブな2ndシングル『Movin' on without you(M-2)』やドラマ主題歌でリカットながらメガヒットしたバラード『First Love(M-4)』もすごいですし…
それに加えて、今調べて『甘いワナ 〜Paint It, Black(M-5)』ではローリングストーンズからの歌詞引用、『Never Let Go(M-7)』ではスティングからのフレーズ引用と、もはや音楽的教養面からみても隙がない…
間違いなく、今日の日本におけるR&Bのポップとしての中心核へと成長させた作品ですし、今からでもぜひ聴いてほしい作品のひとつです。
■終わりに:金字塔という言葉に代わるものなんかないか?
レビューは以上になりますが…
いやー、ほんと凄いアルバムですよね…。金字塔という言葉に代わるものなんかないか?と思うぐらいの実績ですもんね…
その実績ゆえ、さすがにレガシー的な面をまったくほっぽり出して聴くのは難しいとも思うものの、今聴いても青さも成熟性も、すべてが詰まっているような作品ですし、ぜひ手に取ってほしいですね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★関連(個人的お勧め含む)作品・記事
↓R&Bとソウルの違いってなんだ?と考えた際に、日本のR&Bといえば?とすぐ思いつく作品として当作品をフィーチャーしています。
※前回の当カテゴリの記事はこちら。こちらも3100万枚というトンデモセールスのブルーアイドソウルの女王・アデルの2ndアルバム。驚異的な成熟度という意味でもヒッキーと共通項あるかもしれません。
*1:当時小学5、6年のフィーリングを原文ママ、という表現になっているのでご容赦頂ければ幸いです。

