こんばんは。キタダハルキです。
今日はPCがダウンしたりしてたので、ゆっくりケアしたりしながらこの記事を書いているんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【聴き味ハッキリ。一体感を感じる作品】。
それではレビューしていきたいと思います。
■Sticky Fingers/The Rolling Stones(1971)
ご存じ、ローリングストーンズの代表作である9thアルバムです。
アンディ・ウォーホルが手掛けたジャケットも非常に有名ですし、楽曲としては上記『Brown Sugar(M-1)』がとにかく高名。私自身も、ハッキリと好きと言えるようになった最初の曲がこれじゃないかなと思います。例にもれず、ストーンズもどちらかというと苦手な時期が長かったので…
このアルバムのいいところは…その『Brown Sugar(M-1)』できっちりキャッチしきるんだけど、そればっかりじゃなくて、『Wild Horses(M-3)』ではフォーキーなサザンロック調に流れていったり…
『You Gotta Move(M-5)』ではブルースを旅して、『Bitch(M-7)』ではR&Bの中で遊んでみたり…と曲ごとの聴き味がはっきりしているんですよね。だから「何がしたいのか」が伝わってくるし、飽きも来ない。根幹を流れているロックンロールが際立つというかね。
もっとも、このころのストーンズは権利関係で大モメにモメていたそうですが…そういう悲壮感みたいなものではなく、楽しく聴きやすい作品を出せているいうところにも、プロを感じましたね。
■終わりに:バンドの状態が素直にあらわれるバンド。
レビューは以上になりますが…
思い返すとストーンズは、ベスト盤から勇気を出して飛び出して聴くようになってから好きになったアーティストでしたね。
※こういう記事も書いてます。このリストにストーンズも挙げてましたね。
ストーンズはアルバムによって評価の波も大きいバンドなんで、当時の記事では「音の一貫性不足で…」って話をしたんですけど、いま改めて思うのは単純にバンド内の状態の良しあし*1、って感じだったんかもなーと思ったりもしますね。
そういう観点で言えば、このアルバムは先述の権利関係で揉めた主体であるマネージャーと決別するぞ!と、ある意味で一体となった結果…ともいえるのかなぁと思ったりしますね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
※当カテゴリ、前回の記事はこちら。同じくレジェンドの作品ですが、ある意味、当作品とは対照的?泥臭さというより、高潔さで魅せる作品です。
*1:特に'80sは不仲が見てられないレベルだったそうで…。曲の中で罵り合ったり、とかね。

