こんばんは。キタダハルキです。
今日は前日に書き溜めた記事なんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【他者批判と、自己批判のはざまで…】。
それではレビューしていきたいと思います。
■HEAT ISLAND/RHYMESTER(2006)
もはやヒップホップの重鎮でもあるライムスターのメジャー4th、通算7thアルバムです。
実は今作、この日記が旧形態だったときの第1号記事でレビューしたアルバムなんですけども…最近レビューが溜まってきてアーティストの作品を繋げていくうえで不便が出てきたのでちょっと比較もしつつ加筆的にレビューします。
まず、上記のレビュー当時から思っていたこととしては…タイトルが指すヒートアイランドってのが基本的には東京の話で、社会派リリックが中心…ということもあり、世相批判が結構色濃く出ています。今作を代表するシングル『HEAT ISLAND(M-4、上記)』でも、レゲエユニット・FIRE BALLとのコラボでなかなかに煽っていきます。
あと、ファンクバンド・SCOOBIE DOとのコラボ『音楽は素晴らしい(M-9)』はサウンドの抜けがよく軽快で、今作の清涼剤のひとつになっていますね。
一方で、前レビューの際は批判がありつつ自己批判もあって…って話でバランスが取れてるとも言っていたんですが…そこはちょっと意見が変わりましたかね。
やっぱり、別作品と比較すると自己批判もあるとはいえ他者批判がちょっとしつこいかな…
いくつかスキットで当時の著名人*1を名指しで批判しているんですが、スキットとして同じようなトーンが続いて耳に残りすぎでしたね…
ピー音も原因のひとつではあるものの、今聴いても「痛快!」とか「上手いな」と感じる部分が少ないのが正直なところです。意見を述べること自体は自由だけれど、悪口を超えて面白さやユーモアに昇華できていないと感じてしまい、そこが今作の大きな難点に思えます。
ライムスターに関してはもっと聴きやすい作品がたくさんほかにありますし、そちらを先に聴いた方がいいような気がします。
■終わりに:どうせなら聴きやすいものから入ってほしい…
レビューは以上になりますが…
今作は総合すれば作品として極端に聴きにくいということはないものの…やはりこれだけの作品数が出ている中なので、どうせなら聴きやすいものから入ってほしいという思いはあります。
特に、痛快でユーモアがあっておもしろい、ってところもライムスターの大きな持ち味だと思う私としては、今作から受ける印象だと世相切りがメインコンテンツのとっつきにくいグループなの?と感じられかねないのがもったいない気がしています。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★RHYMESTER・アルバム時系列レビュー
↓前作(メジャー3rd)のレビューはこちら。アングライズムがありつつ、ちゃんと聴きやすい作品です。実はあのR-指定(Creepy Nuts)を育てた一枚でもあります。
↓次作(メジャー5th)のレビューはこちら。今作がハードな出来になったからか、ポップな仕上がりで売り上げも上昇。話題になったジャケットのある意味とっつきやすさも含め、おススメしやすい作品。
↓当カテゴリ、前回の記事はこちら。二人組ロックバンド、ザ・キルズのアルバムは乾いた、クールで、ダークで、ブルージーな…でもそれが”癒し”に繋がる作品に。
*1:政治家・つい最近ドラマ化で話題のタレントなど。

