こんばんは。キタダハルキです。
今日はAIと一緒に自分のビジネスの手直し…という作業にかなりの時間を取ったんですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【自由でありながら、演奏者としての統制感も感じられる】。
それではレビューしていきたいと思います。
■The Shape of Jazz to Come/Ornette Coleman(1959)
テキサスのジャズサックス奏者、オーネット・コールマンの'59年作品です。
今作はいわゆる『フリージャズ*1』の走りとしても有名な作品…ということは後から知りましてね。まず思ったのは「なんと異質な曲…なんならうっすら気持ち悪い…」と思ったんですよ。上記『Lonely Woman(M-1)』を聴いたときにね。
でも、その曲が終わるころにはあの不思議な和音と言っていいのかなんなのかわかりませんが…その不協和がクセになりかけていて、これ、アリじゃね?みたいになってたんですよね。そこがもう…やはり彼(ら)の技量、ってことになるんでしょうね。
パッと聴いている感じだと、いわゆる音階的・楽曲展開な意味で言えばつかみにくさは終始あります。即興っぽさはずっとあるんでね。
ただ、演奏自体が崩れたりもやもやしたりする感覚はなく、明晰なんですよね。バンドの力というか。だから、断じてテキトーではなく意思を感じさせる演奏としてしっかり耳を傾けたくなる…そんなアルバムだと思いますね。
■終わりに:フリージャズの中では聴きやすい方では?
レビューは以上になりますが…
一応、何枚か当作品も含めてフリージャズの作品も聴いていますけど…当作がいまのところ一番聴きやすいと思っています。なんというか、他の作品はもっと「うわーーーっ!」となる瞬間が多いんでね。
この…フリージャズでありながらも統制の取れた感覚も十分に味わえるところに、自由でありながらも演奏者としての責任感も感じるような、そういう一枚だと思っていますね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
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↓当カテゴリ、前回の記事はこちら。井上陽水がロックビジネスにもがきながらも生み出した勝負の一手は、苦悩を自嘲する強さもあふれる一枚でした…
*1:1950年代末から60年代にかけてアメリカで生まれた、固定されたコード進行、メロディ、リズム、4ビートなどの従来の約束事に縛られず、奏者同士の即興(インプロビゼーション)を最優先する前衛的なジャズスタイルのこと。

