こんばんは。キタダハルキです。
今日は20年来ずーっとクリアできていなかったゲームをついにクリアし、達成感でやる気も向上しているんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【え?もう終わり?という嘆きを繰り返して7年が…】。
それではレビューしていきたいと思います。
■Back Country Suite/Mose Allison(1957)
ブルース・ジャズピアニスト…という形容がぴったりなシンガーソングライター、モーズ・アリソンの1stアルバムです。
個人的な話ではありますが…当iTunesのジャズカテゴリでの再生数1位作品です。ほんまのほんまによう聴いてます。
その、よう聴ける要因としては…もう、ほんっとスルスルスルっと聴き終わってしまうんですよ。流麗で、タッチがやわらかで…でもロックンロールな時間がサーっと流れていくんです。そこにブルージーなメロディを奏でるメロウなボーカルが挟まって、いいアクセントになってます。
私は最後のロマンチックな楽しいエンディング『In Salah(M-15)』が一番好きなんですけど、この時間を迎えるたび、え?もう終わり?という嘆きを繰り返しています。
その一方で、音楽ファンとして後になって驚いたのが…
上記『Blues(M-4)』はロックに与えた影響も非常に大きく、『Young Man Blues』というタイトルで、なんとザ・フーのライブ定番曲としてカバーされてたんですよね。
ただ、実は私はそのことにすぐには気づかず*1、こんなところにまで影響を与えていたのか!と戦慄した形です。
ジャズとしては結構形がはっきりしていて、それこそ耳でコピーしうる感じがあってアドリブ性があり過ぎないため…ジャズになかなか馴染めていないという方にもおすすめです。
■終わりに:ロックファンの方にこそ…
レビューは以上になりますが…
私にとっての、ジャズの入り口に近いのが当作品。TSUTAYA DISCASを使い始めた年に借りた作品でもあるので…もう7年近く聴いてるんやなぁ…と感慨深いです。
まだ7年か、とも思わなくもないですが、そもそも7年まったく飽きない音楽ってむっちゃ貴重だと思いますし、特にまだジャズはちょっと…敷居が…と思っている特にロックファンの方にこそお勧めしたいです。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★関連(個人的お勧め含む)作品・記事
↓先述した当アルバム収録曲『Blues』のカバー、『Young Man Blues』のライブバージョンが収録されている歴史的名盤です。実はライブ盤というものをそこまで好んでいない私でも息をのむレベルのすさまじい、鬼気迫る演奏が聴けます。
※前回の当カテゴリの記事はこちら。半世紀以上も前の作品ですが、現代ポップスの礎ともいえるレベルの土台となるフィーリングを持つ歴史的名盤です。
*1:私の時系列で言えば、ザ・フーのライブ盤を聴いたのが「後」。そのため、なーんか聴いたことあるな?と思って調べてびっくりした、という経緯。

