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陰にまとわりつきがちな退屈さを収める緊張感。【Impressions/Mal Waldron Trio(1959)】|今日のTSUTAYA DISCAS日記。#453

こんばんは。キタダハルキです。

今日は行きつけのカフェで年末の挨拶もかねてコーヒーと焼き芋を堪能したんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。

今日のキーワードは…【陰にまとわりつきがちな退屈さを収める緊張感】

それではレビューしていきたいと思います。

■Impressions/Mal Waldron Trio(1959)

Impressions


www.youtube.com

Ciao!

Ciao!

  • マル・ウォルドロン・トリオ
  • ジャズ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

NYのジャズピアニスト、マル・ウォルドロンの’59年作品です。

セロニアス・モンクの影響とされる陰のあるピアノスタイル…というのは、評論を読んできたそのままを話したんですが、実際はそんなくら~い感じではなく、夕方過ぎのジャズ、みたいなニュアンスの音に感じますね。

ただ、私自身のフェイバリットは上記『Ciao!(M-3)』なんですよね。

10分近くの長尺ながら勢いがあって、明るさも感じる大きなピークを生み出せる楽曲。この曲がなかったら、ちょっとメリハリ面で印象変わっちゃうやろうなぁ…と思うぐらいにはカギとなる楽曲だと思います。

もちろん、冒頭でお話しした陰の部分も美しく、『C'est Formidable(M-2)』のうっすら和声のぶつかるような感覚*1が、陰にまとわりつきがちな退屈さを収めて、緊張感がありますね。


www.youtube.com

C'est Formidable

C'est Formidable

  • マル・ウォルドロン・トリオ
  • ジャズ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

ひとまず、聴きにくさを感じたりはおそらくしないと思いますし、読書のお供とか、コーヒータイムのお供にとか、素敵な夕方~夜を過ごすためにフィットする音楽だと思いますね。

■終わりに:実はもう再生回数結構稼げています…

レビューは以上になりますが…

結構長らく、レビューを寝かしてましたが、実はもう再生回数結構稼げています*2

今年聴いたジャズアルバムの中でも最上位クラス(というか、そもそも評価の高い傑作)だと思っているので、気軽に聴いてみてほしい作品のひとつですね。

商品名
Impressions/Mal Waldron Trio(1959)

それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。

★Mal Waldron・アルバム時系列レビュー

前作('59年*3のレビュー記事はこちら。ミニマルな編成で、こちらも情感豊かに聴かせてくれる作品です。当ブログヘビープレイ紹介企画『最近、こんなの聴いてます。』'24年7月号の第1位作品かつ、年間第9位作品でもあります。

musictherapy.hateblo.jp

★関連(個人的お勧め含む)作品・記事

『2025年に個人的に聴いた名盤ベスト10枚レビューする企画。』第9位に当作品がランクイン。実はシレっと年間ランキング2年連続9位。信頼の証ですよね。年間ランキングはもちろん選りすぐりなんで、ほかの作品もチェックしていただけたら嬉しいです。

musictherapy.hateblo.jp

 

※前回の当カテゴリの記事はこちら。国民的シンガーソングライター・ヒッキーの'22年作品は脱力しつつも自然に立つ、真の自立を果たしているアルバムでした…

musictherapy.hateblo.jp

 

*1:この感覚が、このアルバムで受ける印象の多くを占めると思います。

*2:半年程度で10回なら、同じ曲ばかり聴くライフスタイルとは違う身としては相当聴いてます。

*3:リリースは同年ながら録音時系列が今作より前。