こんばんは。キタダハルキです。
今日は旅行中に書き溜めですが…前から若干の不安があった歯の詰め物が食い物に巻き込まれて紛失してしまった…という一日だったんですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【異常だと思っていたものが、馴染んでいっていつの間にか普通の中に溶け込んでいく】。
それではレビューしていきたいと思います。
■On the Way to the Peak of Normal/Holger Czukay(1976)
ドイツのクラウトロックバンド、カンの共同創立者、ホルガー・シューカイのソロ3rdアルバムです。
冒頭はいきなり、とっつきにくい感じだと思うんですよね。プログレっぽいサウンドから耳慣れない感じの…少なくとも日常的には聴かなさそうな音遣いなんでね。
ただ…その冒頭の曲(上記、M-1)って18分あるんですが…半分すぎるころには「全然ありやん、なんかおかしいことでもありました?」ぐらいの佇まいで空気に一体化するんですよね。
ここでアルバムのタイトルが活きてくるなぁ、と思いましたね。ノーマルの頂へ、っていう…その過程を通り抜けて、いつの間にかこの音楽が当たり前になっていく感覚…最初のとっつきにくささえ乗り切れれば、むしろ気持ちが落ち着く作品として日常に取り入れていけるんじゃないか?と思いますね。
■終わりに:いつの間にか普通の中に溶け込んで…
レビューは以上になりますが…
ホルガー・シューカイとの出会いはごく最近…自作のご飯とそのときに聴いている音楽を載せてるXアカウントがあるんですが…それで興味を持って聴きました。ジャズ関連もその方のお勧めからスタートしてるケースが多いです。
ちなみに、最初はこのアルバム聴きながらご飯ってすげえな…って思ったんですが、聴き終わるころにはそれもあり…というか、全然ふつうやん?とか思っていましたね。
いつの間にか普通の中に溶け込んでいってますよね…これは…術中にはまってしまっていますね…
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
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