こんばんは。キタダハルキです。
今日は久々にパウンドケーキを焼くような時間を作っていけたんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のDMM月額レンタル日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【成長を見守るような気持ちで聴く作品】。
それではレビューしていきたいと思います。
■Thumb Sucker/PEDRO(2019)
BiSHのアユニ・Dのソロプロジェクト、PEDROの1stフルアルバムです。
まず大前提として…正直に言えば筆者はBiSHがちょっと苦手でしてね。当作品は聞かず嫌いをしないために借りた、という側面があることはご容赦いただけると助かります。
で、そういう前提がありつつ当作品についてどう思ったかというと…
ジャパニーズオルタナ好きには「うんうん、これこれ!」って要素はあります。
なんせあの田渕ひさ子(ex.ナンバーガール)全面参加ですし、『SKYFISH GIRL(M-5)』は凛として時雨の『Sadistic Summer』を彷彿とさせ、『玄関物語(M-11)』はゴーゴーの『文具』を想起させ…
『ボケナス青春(M-7)』で描かれるアンビバレントさに胃酸と涙がこみ上げるのは私だけではないはず。
で、ここまでお話ししてきて絶賛要素ばかりか、と言われると率直にそうは言えない部分も。
要は、私はオルタナ文脈を拾えたからなるほど!と思えるけど、そういうものがなんにもなくて聴いたらどう思うか?って言われると…うーん…。
あとはやはり…技術的にもクセがあるとは言わざるを得ないボーカルなど、まさに『Thumb Sucker(赤ん坊の指しゃぶり)』の成長物語*1として見守る…というような、ハイコンテキストな楽しみ方をしないといけない感覚はどうしても否定できず…。
どれぐらい情報量を持っているか、でかなり評価が変わりそう、ってのは思うところではありますね…。
■終わりに:アユニ・D、あのちゃん論争…
レビューは以上になりますが…
まぁ…彼女がよく比較されるのは…あのちゃんですよね…。ポジション的にもね。
お互いに意識をしていた時期があるようで、せめぎ合ってしのぎを削って…って意味ではありだったのかもしれないけれど、双方のファンの間では論争めいたもの*2もあったそうで…。
ただ、そういうので潰れたりはせず、双方とも活動しっかり続けてますからね。そこが何よりじゃないか、と思います。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
※前回の記事はこちら。