こんばんは。キタダハルキです。
まだ昼間はあちい…結局クーラーつけてこの記事を書いているんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のDMM月額レンタル日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【存在しうる「ユートピア」】。
それではレビューしていきたいと思います。
■Eutopia/STUTS(2018)
シーンで圧倒的な存在感を誇るトラックメイカー、STUTSの2ndアルバムです。
私は前作で完全にハマることができたわけですが…
※前作のレビューはこちら。
この前作と比較すると、より、ヒップホップらしくなった印象でしたね。
実際の制作過程はむしろサンプリングを減らした*1らしいんですけどね。
※参考記事
それでもヒップホップらしくなったように感じたのは、生楽器との対比が取れていて、ラップ部分がうまく立っているように聴こえたから、なのかなと思っています。
また、そのナマでの関わりがボサ的なものであったり、ファンク的なものであったりと楽曲の幅ももたらして、オシャレさとディープさがうまく交差して気持ちいい時間が過ぎていきますね。インタールードも気持ちよく耳が休まって心地いいですし、ほんと万人に勧めやすいアルバムだと思います。そりゃー、いまバリバリの売れっ子なのも納得ですよね。
■終わりに:UtopiaとEutopiaの違いとは。
レビューは以上になりますが…
さっき参考記事として紹介したインタビューの中で印象的だったのが…UtopiaとEutopiaの違い、の話でしてね。どちらも意味は「理想郷」なんですけども…
なんでも前者は「存在しない」、後者は「存在しうる」という違いがあるらしくて。今作の場合は理想とする場所に行きたい、って気持ちだったから、それが存在するという希望を持ちたくて後者を採用したとのこと。
実際、今作は理想郷的なゆっくりした時間が気持ちよく過ぎていくアルバムだと思いますし、ぜひ手に取ってほしい一枚だと思いますね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
※前回の記事はこちら。
*1:権利関係のクリアランスが難しいとのこと。やっぱそうですよね…。