こんばんは。キタダハルキです。
今日はこないだ作り間違えたパンの作り直しに成功してホッとしているんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のDMM月額レンタル日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【最後まで聴いてほしい、後半に個性が光る】。
それではレビューしていきたいと思います。
■1994/w.o.d.(2019)
神戸のスリーピースロックバンド、w.o.d.*1の2ndアルバムです。
まず、すぐ気づくポイントとしてはニルヴァーナの影響直下にあるということ。
『Mayday(M-3)』『ハロウ(M-4)』がほぼ『スメルズのギターリフとメロ』なんですよね。1曲で2曲作っちゃってる感じ。率直に言えば、ここでギブしちゃう人もいるかもしれない。オマージュというより「似てしまった」ような感覚を覚えたのは正直な印象です。
ただ、後半にいくにつれて独自個性を感じられるようになっていくというか…
『THE CHAIR(M-6)』ではダイナミックなベースが持ち味を作っているし、バラード曲の『セプテンバーシンガーズ(M-8)』ではメロディが立ち上るような美しさも感じられました。
サウンド全体としては、シンバルワーク、ベースそのもののバンドとしての音のかみ合わせも粗削りで、万人に勧めやすいとは言い難い*2ところはあります。
ただ、オルタナティブに思ったように音を鳴らし、小さくまとまろうとはしない姿勢には大きく羽ばたく可能性を感じさせる面はあると思います。
■終わりに:「影響」から抜け出すことが…
レビューは以上になりますが…
ニルヴァーナの与えた影響の強さを感じるとともに、ここから一歩抜け出すことが個性の始まりともいえたりするのかなと思います。ひとまず、その兆しが見え始める後半部分…なんとか一周してみてほしいですね。
そこまで行けば、色が見えてくるんじゃないかと思います。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★関連(個人的お勧め含む)作品
↓レビューでも言及した間違いなく影響を与えているであろうニルヴァーナの代表作品。ここから抜け出すのが困難なほどの解答に近いオルタナ/グランジの金字塔です。
※前回の当カテゴリの記事はこちら。その絶対的個性に触れる準備ができてから再生ボタンを押してほしい…そんな作品です。

