こんばんは。キタダハルキです。
今日からついに3月ですよ…いや早いですねぇ…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のDMM月額レンタル日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【脱皮の季節を乗り越え、前に進んだ証明をした2枚】。
それではレビューしていきたいと思います。
■BOYS/フジファブリック(2015)
先日惜しくも活動休止を発表したフジファブリックの'15年リリースのミニアルバムです。当記事で2枚ともレビューします。
まずはこの『BOYS』から。
これはもう、『Green Bird(M-1)』。この上記楽曲がコアだと思っています。
今さらこの作品をレビューしていることからも明らかなように、私にとってのフジファブリック…特に、志村正彦の急逝以後の作品に関して、どこか受け入れきれないままずっと来てたんですよ。何年経つんや、って話なんですが。
もちろん好きな曲もあったけれど、どうしても「志村なら」「志村が歌いそう」みたいに、どこかそれを理想形としてしまう自分自身の存在があって、そのことを自分が受け入れるのがイヤで…とか思っているうちに、だんだん向き合うことをいつしかやめてしまって、ここまで来てしまったんですよ。
さて、前置きはそういう流れなんですが…この『Green Bird(M-1)』で初めて、志村正彦ではなく山内総一郎(Gt./Vo.)の歌を聴けた、という感覚があったんです。
歌詞は別れを描いているわけですが、やはり別れと言えば反射的に思い出すのは志村正彦とのこと。ここで描き切って、ひとつ、乗り越えられた部分もあったんじゃないかなぁと。なんせ歌に志村正彦っぽさを感じなかったのはここが初めてでした。そして脱皮の季節を迎えたのだと確信しました。
このステップがあった上で、むしろ今までの作風の延長上にもある『夢見るルーザー(M-2)』を聴いたらむしろ「すり減らしながらも守る強さ」というような感覚としてまったく印象変わったし、少年のようなフィーリング香る『夏の大三角関係(M-3)』、ヒップホップ的アプローチで意外性も見せる『ALONE ALONE ALONE(M-5)』と、突き抜けのきっかけをつかんだ作品になっていると思います。
■GIRLS/フジファブリック(2015)
一方の、その4か月後にリリースされた『GIRLS』はというと…
文字通り、穏やかな女性性を想起する内容です。突き抜けたあとの穏やかさで、素直にポップに描くようになったように思いますね。
全体として夜が明けたような吹っ切れ感もありますし、聴いてて気持ちがギュってならなくなったのは「前に進んだ」ことの証明なんかなぁと思いますね。
こちらもEDMダンスポップのようなアプローチ(M-4)だったり、少しチャレンジングさを見せつつ、やはり気持ちのゆとりを感じる作風になっていると思います。
■終わりに:3人のバンドとして。
レビューは以上になりますが…
ミニアルバムではありますけど、きわめて重要な作品だったのではないかと思います。
常に付きまとってきた影からの脱皮を果たし、きちんと3人のバンドとして「立っている」感覚が芯から伝わってきたことに喜びを感じましたね。
アルバムタイトルとしても大きなテーマながらきちんと表現されていると思いますし…特に、今回の私のような経緯で、フジファブリックを聴かなくなってしまった方にこそ触れてほしい、そんな2枚ですね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
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