いちいち、音楽を考える。

音楽はフィーリングも大事だけど、いちいち考えてみたくなるんです。

再生回数…は、8億回!?(Making Mirrors/Gotye)

視覚にも訴える、「イケメン」な音楽。

 

Making Mirrors/Gotye 2011年8月19日

Making Mirrors
Easy Way Out
Somebody That I Used To Know (feat. Kimbra)
Eyes Wide Open
Smoke and Mirrors
I Feel Better
In Your Light
State Of The Art
Don't Worry, We'll Be Watching You
Giving Me A Chance
Save Me
Bronte

彼との出会いはほんっと、たまたまYouTubeで、いわば気まぐれにクリックしたのがきっかけ。一発でグッと引き込まれましたね。で、出会いがYouTubeで本当に良かったと思っています。なんせ、映像の衝撃度がハンパじゃなく大きかったんでね。

まずは、そのPVからご覧ください。

■再生回数…は、8億回!?

 

再生回数…は、8億回!?これはハンパないっすわ。もちろんですが、この楽曲が彼の代表作中の代表作。18カ国で1位を獲得っていう半端ないセールスです。

で、もちろん楽曲面の削ぎ落とされた美しさや、タフかつ秀麗な歌声、そしてスーパーが付くほどのイケメン度合い、しかも日本語も結構しゃべれる…と、どこを取っても鬼スペックなのは間違いないのでおそらく「売れる」ことは約束されたようなモノだったと思うんですが、やはりもっともこの「爆発的な拡がり」に寄与したのはこのPVだと思うんですよね。

曲の「内容」自体は、よくある男女間の行き違いであって、別に目新しいとか、すげー深いとか、そんなことは全くと言っていいほど、ないです。

※歌詞はこちらのサイトが詳しかったです。

eylyricsdiary.blogspot.com

ですが、このPVの「一枚の絵」を構成していた男女から、女性側が「絵」から離れていくっていう様子を、シンプルかつ大胆なボディペイントという表現の仕方で伝えたことで、インパクトがあまりにも絶大に残りましたよね。私も、耳ではなく目で理解しましたからね。

ほんと、今の時代は「目」でも音楽を聴く時代になってるなー、とこのPVを観たときに実感させられましたよね。

Somebody That I Used to Know (feat. Kimbra)

Somebody That I Used to Know (feat. Kimbra)

  • Gotye
  • ポップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

■爽やかなイケメンが爽やかに歌ったらそらカッコいいわい。

 

もうね、爽やかなイケメンがこんなに爽やかな声で歌ったらそらかっこいいわい、っていう好例ですよね。歌詞も超が付くほど前向き。

There was a time I was down, down
I didn't know what to do
I was just stumbling around, around
Thinking things could not improve
I couldn't look on the bright side
Of anything at all
That's when you gave me a call

Now I feel better, better, better than before
I feel better, better, better, now I'm not down any more

(I Feel Better/Gotye)

ずっと悪い状況のままなんじゃないか、って落ち込んでいたけれど、その落ち込みが君からの電話でふっ飛んだよ!ってことですよね。うん、明るい。

それはさておき、歌うまいっすねホント。若干力が入っているようにも聞こえる部分はあれど、パワフルかつ、美しく「濁りがない」と言いますかね。彼のグリーンに輝く瞳からもそれはうかがえますよね。

ウッキウキ気分を味わいたいあなたにおススメの一曲です。

I Feel Better

I Feel Better

  • Gotye
  • オルタナティブ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

■「照れくさいこと」も、素直に伝えられるとこがイケメン。

 

こちらも非常に素直なラブソングですね。自分を嫌いだったところから、大切にして貰ったことで自信を身に着けて立ち直っていく、っていう過程が真っ直ぐな言葉で描かれています。

ここまで取り上げてきて改めて思いましたけど、ゴティエ氏はホント、骨の髄までイケメンというか、真っ直ぐですよね。正直、この歌詞なんて日本語にしたら照れくさいし、よう言わんと思うんですよ。

And you gave me love
When I could not love myself
And you made me turn
From the way I saw myself
And your patient love
And you helped me help myself
And you save me

(Save Me/Gotye)

「君のおかげで僕は変われたんだ」ってことなんですけど、これを素直に思えているからこそ、むず痒さみたいなものがなく、スッとこちら側まで届くんですよね。

ほんっと、カッコいいなぁと思いますね。うん。

Save Me

Save Me

  • Gotye
  • オルタナティブ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

■「素直さ」の大切さを教えてくれる一枚。

彼は、真っ直ぐとモノを伝えることの大事さをよく肌で体感しているんだろうなと思います。挫折を味わいながらも、それを「素直」に糧にして、パワーへと繋げる原動力にできていますしね。

なんというか、こういう人になりたい!って思わせるアルバムだと思います。

 

★この記事で紹介した楽曲はこちら。

<アルバム>

Making Mirrors

Making Mirrors

  • Gotye
  • オルタナティブ
  • ¥1500

<楽曲>

Somebody That I Used To Know (feat. Kimbra)

Somebody That I Used To Know (feat. Kimbra)

  • Gotye
  • オルタナティブ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
Save Me

Save Me

  • Gotye
  • オルタナティブ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
I Feel Better

I Feel Better

  • Gotye
  • オルタナティブ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes